トーレス社プレミアムワインディナー


 2月下旬、スペイン・カタルーニャに本拠地を置くトーレス社の4代目社長ミゲル・トーレス氏が来日、インポーターの三国ワイン様主催のプレミアムワインディナーが開催されました。在日スペイン大使や在日チリ大使も招かれ、ご招待50名様の盛大な会となりました。
スペインワインのことをもっと知って頂きたい。当店で愉しんで頂きたい。そんな想いからスタートするワインの連載。第1回目は、このワインディナーのご報告です。

トーレス社プレミアムワインディナー

当日のワインリストは、

■エステラード・ロゼ NV (スパークリング/チリ)
■ヴィーニャ・エスメラルダ2011(マスカット主体/カタルーニャ)
■ヴィーニャ・ジジ2009(シャルドネ/カタルーニャ)
■マリマーPN2008(ピノノワール/カリフォルニア)
■マス・ラ・プラナ1999(カベルネ/カタルーニャ)
■モスカテル・オロ NV(デザートワイン/カタルーニャ)


 ミゲル・トーレス氏のDNAを引き継ぐ、3人のご子息達がそれぞれワイン造りをしているスペイン・カタルーニャ、カリフォルニア、チリの選りすぐりのワインがご披露されました。
中でもやはり人気が高かったのは、カタルーニャのカベルネソーヴィニョンのマス・ラ・プラナ。99年ヴィンテージは、熟成も進み、こなれた柔らかい味わい。トーレス社最高傑作の一つで、紳士なトーレス氏の人柄がそそのままでたような印象でした。

 お料理も今回は本店シェフ・カルメとトーレス氏、そして東京店シェフ岡崎の3人でトーレス社の各ワインとのバランスを考慮し、以下の特別ディナーコースをご用意させていただきました。

サンパウ トーレス社の各ワインとのバランスを考慮た特別ディナーコース

サンパウ 菊池 貴行  「年齢的に自分は最後の来日かもしれない」とおっしゃっていたトーレス氏そして三国ワイン様が、我が「サンパウ」を選んで下さったこと。スタッフ一同、光栄に感じなが ら、当日まで準備を進めてまいりました。
そして当日は、トーレス社のワイン哲学とサンパウの料理哲学、そのマリアージュを存分に感じて頂けたと思います。最後になりましたが、ご参加下さった皆様のおかげで、終始、和やかなワインディナーになりました。改めて厚く御礼を申し上げます。
今後も、スペインワインの造り手やワインインポーター様とともに、「サンパウ」ならではのワイン会やイベントを企画し、こちらでもご案内していきたいと思います。

レストランサンパウ 東京
シェフソムリエ
菊池 貴行